《詩經》,不是只有在中國才有研究,而是遍及世界各地。在各國學者研究下,各地皆形成頗具規模的詩經學。本書則以日本的詩經學為研究對象,討論《詩經》自流傳入日本後,如何被接受及發展。日本的各時代關於《詩經》的書籍,是在何時、經由何人傳入日本、以及使用的方法等,並以政治、教育、文學等項目進行畫分、討論。此外,還統計分析現存關於《詩經》的書籍資料,盡可能地詳細記錄書籍資料,如著作年代、作者、卷數……等。如此一來,望能使《詩經》在日本的傳播情形更加明確。
『詩経』は中国のみならず、世界中の数多の学者に研究され、各地で『詩経』学が形成されている。本書はその中の日本『詩経』学を主要な対象とし、日本において、『詩経』が古代から現代まで一体どのように受容され、発展してきたのかについて史的に論述を試みるものである。そこで日本各時代の『詩経』に関する書籍がいつ、誰によって、どのように日本へ伝えられてきたか、どのような人がどのように用いているか、政治、教育、文学などの項目に分けて論じ、また、『詩経』に関する書籍がどれほどあったか等を諸目録書から掘り出して統計分析を加えて、可能な限りそうした書籍の著作年・著者・巻数等の書誌情報を明記する。そうすることで、『詩経』学の日本における伝播状況について明らかにしたい。
作者簡介:
張文朝
一九六○年生れ 日本国立九州大学文学博士
現在 中華民国中央研究院中国文哲研究所助研究員
専攻 中日経学比較
著書 『最新修訂日文動詞大全』(著) 好優文化出版社 2010年
『小倉百人一首』(編著) 五洲出版社 1998年
『国家図書館日文台湾資料目録』(編) 国家図書館1997年
『国立中央図書館日文期刊目録』(編) 国立中央図書館 1994年、1995年
『古事記』(訳) 自己出版 1995年
目錄
目次
序/3
第一章 古代の『詩経』学(-1192)/7
第一節 大和・奈良時代(-794)/8
第二節 平安時代(794-1192)/12
第三節 小結/25
第二章 中世の『詩経』学(1192-1603)/29
第一節 鎌倉時代(1192-1333)/29
第二節 室町時代(1336-1573)/34
第三節 安土桃山時代(1573-1603)/55
第四節 小結/57
第三章 近世の『詩経』学(1603-1868)/61
第一節 江戸初期出版事業の背景/63
第二節 朝鮮版『詩経』の伝来/67
第三節 藩校の『詩経』学/70
第四節 中国からの『詩経』関係書籍の伝来/103
第五節 日本学者の『詩経』関係著作/121
第六節 小結/181
第四章 近現代の『詩経』学(1868-2010)/183
第一節 整理方法/185
第二節 著訳者について/187
第三節 『詩経』学研究の内容について/190
第四節 出版機関について/210
第五節 出版年について/216
第六節 小結/219
結論/221
参考文献/227
付録/235
表一 「古代『詩経』引用例:大和・奈良時代」/237
表二 「古代『詩経』引用例:平安時代」/240
表三 「藩校の『詩経』教学と学風」/250
表四 「藩校の創立期と学風」/251
表五 「藩校所在地域と学風との関係」/265
表六 『四庫提要』分析」/266
表七 「日蔵『詩経』漢籍」/272
表八 「唐船持渡書年代別」/295
表九 『詩経』学統表」/307
表十 「『詩経』相関著作学者」/316
表十一 「『詩経』相関著作」/338
表十二 「『詩集伝』相関著作」/384
表十三 「近現代における『詩経』関係著作」/386
目次
序/3
第一章 古代の『詩経』学(-1192)/7
第一節 大和・奈良時代(-794)/8
第二節 平安時代(794-1192)/12
第三節 小結/25
第二章 中世の『詩経』学(1192-1603)/29
第一節 鎌倉時代(1192-1333)/29
第二節 室町時代(1336-1573)/34
第三節 安土桃山時代(1573-1603)/55
第四節 小結/57
第三章 近世の『詩経』学(1603-1868)/61
第一節 江戸初期出版事業の背景/63
第二節 朝鮮版『詩経』の伝来/67
第三節 藩校の『詩経』学/70
第四節 中国からの『詩経』関係書籍の伝来/103
第五節 日本学者の『詩経』関係著作/1...
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