本書內容包括日本自然地理與人文地理,分日本的位置領土區分、北海道、東北、關東、中部、近畿、中・四國、九州地方等八章敘述。針對日本位置、地形、人口、氣候及各地方之自然景觀、產業特別是觀光地,做最簡要之整理介紹,清晰易記,每章前加附略圖供對照記憶,且頁中預留空白,可隨時添加資料補充,是一本最適合大學日文系學生使用的教科書。
台日兩國歷史、地理、經貿、觀光關係密切,了解日本有其必要性,因此本書採用日文寫作,以簡單扼要的方式提供日文系學生認識日本地理,對學生未來職場上將有莫大助益。
作者簡介:
曾煥棋
◎學歷
日本關西大學文學博士
◎現職
靜宜大學校務顧問暨日本語文學系兼任副教授、銘傳、玄奘大學兼任副教授、東福旅行社顧問
◎經歷
小學教師、新聞局聘任編輯、旅行社導遊、領隊、經理、副總經理、文化大學兼任講師、輔仁大學兼任助理教授、靜宜大學專任助理教授、日文系主任、副教授兼公關組長、國際事務顧問等
◎研究專長
中琉關係史、日本史(近世、近代史) 、日本地理、觀光日語
◎著作
『清代使琉球冊封使の研究』(榕樹書林、2005年)、『中琉関係史の諸相』(致良出版社、2009年)及「冊封使来訪による琉球国の負担と窮状及びその対応―清代を中心にして」(中琉文經協會、2015年)等論文多篇。
章節試閱
第1章 日本の国土と気候
一、日本の位置・国土・人口・区分
❶ 位置
日本はユ-ラシア(Eurasia)大陸の東の端にあり、太平洋の北西部にある列島である。絶対位置(数理位置)
から言うと、日本の国土は大抵北緯20°~45°東経123°~154°の範囲内にある。また、日本の東西南北の端は、次
のようである。
東端―東経153°59΄ 南鳥島
西端―東経122°56΄ 与那国島西崎
南端― 北緯2 0 ° 2 5 ΄ 沖の鳥島(中国は沖ノ鳥島を「島(領土)ではなく岩」であると主張する)
北端― 北緯45°33΄ 択捉島(現在はロシアに占領されている)
この位置にあるため、気候上には北半球の温帯に位置し大陸の東側にあって季節風の影響を受けやすい。また四方を海に囲まれているため、昔は、海は交通の障害であったが、今は海運に便利になっている。文化上では西欧文明からは遠く、古来、大陸文化の影響を受けている。
第1章 日本の国土と気候
一、日本の位置・国土・人口・区分
❶ 位置
日本はユ-ラシア(Eurasia)大陸の東の端にあり、太平洋の北西部にある列島である。絶対位置(数理位置)
から言うと、日本の国土は大抵北緯20°~45°東経123°~154°の範囲内にある。また、日本の東西南北の端は、次
のようである。
東端―東経153°59΄ 南鳥島
西端―東経122°56΄ 与那国島西崎
南端― 北緯2 0 ° 2 5 ΄ 沖の鳥島(中国は沖ノ鳥島を「島(領土)ではなく岩」であると主張する)
北端― 北緯45°33΄ 択捉島(現在はロシアに占領されている)
この位置にあるため、...
作者序
本書は、台湾の大学日本語学科学生のために編集したものである。
日本語の学習者にとって、言葉だけでなく、日本を認識しなければならないと思う。日本認識には日本地理を勉強することが欠かせない。とくに卒業後、職場でよく日本人と接触する機会があり、日本へ行くことが多い。基礎な日本地理の知識を身に付ければ、仕事にはとても役に立つと思う。
一学期の授業は、18週あるが、中間テストや期末試験、祭日を除くと、実際の授業回数は、大抵、15回か16回となる。そして、本書は、一学期2単位、週に2時間、の設定をしている。内容の量がこれにあわして書いた。
台日両国は、歴史的や地理的に昔から深い関係を結んでいる。近年来、とくに貿易や観光の面においては、緊密な交流をしている。それで本書は日本の農工業の様子を詳しく紹介する。2016年、訪日する台湾人旅行者が416万7千人あり、訪日外国人の3位となった。この中に主に観光を目的として行く人が多い。これまでの日本語学科卒業生の就職状況をみれば、観光業に就職する人が少なくない。また、将来、観光業に従事したい日本語学科の学生もいるから、本書は、主な観光地を簡略に紹介した。詳しい観光地理は、紙幅に限られたため、
今度の『観光日本地理』に譲ることにする。
図表は、『日本国勢図絵』や『読むだけですっきりわかる日本地理』等の図を基にして加筆修正した。写真は、台湾の撮影家頼吉欽氏のご提供と筆者が撮ったものである。一部の内容は、帝塚山大学名誉教授伊原吉之助先生のご建言をいただいた。ここに伊原先生や頼先生にお礼を申し上げたい。
本書の出版は、五南図書出版社の楊士清総経理と朱暁蘋さん、吳雨潔さんのご協力がなければ、上梓することができないと思うので、心から感謝している。
本書は、台湾の大学日本語学科学生のために編集したものである。
日本語の学習者にとって、言葉だけでなく、日本を認識しなければならないと思う。日本認識には日本地理を勉強することが欠かせない。とくに卒業後、職場でよく日本人と接触する機会があり、日本へ行くことが多い。基礎な日本地理の知識を身に付ければ、仕事にはとても役に立つと思う。
一学期の授業は、18週あるが、中間テストや期末試験、祭日を除くと、実際の授業回数は、大抵、15回か16回となる。そして、本書は、一学期2単位、週に2時間、の設定をしている。内容の量がこれ...
目錄
前書き
第1章 日本の国土と気候
一、日本の位置・国土・人口・区分
二、日本の地形
三、日本の気候と気候区分
第2章 北海道地方
一、位置と歩みと区分
二、自然の様子
三、農牧業
四、資源と工業
五、観光地
第3章 東北地方
一、位置と歩みと区分
二、自然の様子
三、農牧業
四、資源と工業
五、観光地
第4章 関東地方
一、位置と歩みと区分
二、自然の様子
三、首都東京とTOKYO
四、工業
五、農業
六、観光地
第5章 中部地方
一、位置と区分
二、自然の様子
三、工業
四、東海地方の農業と水産業
五、中央高地の資源と産業
六、北陸地方の産業
七、観光地
第6章 近畿地方
一、位置と区分
二、自然の様子
三、工業
四、中央低地の農業
五、北部と南部山地の農牧業
六、観光地
第7章 中国・四国地方
一、位置と区分
二、自然の様子
三、瀬戸内の工業地域
四、瀬戸内の農業と水産業
五、山陰と中国山地の産業
六、南四国の産業
七、観光地
第8章 九州地方
一、位置と区分
二、自然の様子
三、北九州の産業
四、中・南九州の産業
五、南西諸島と沖縄の産業
六、観光地
参考書目
前書き
第1章 日本の国土と気候
一、日本の位置・国土・人口・区分
二、日本の地形
三、日本の気候と気候区分
第2章 北海道地方
一、位置と歩みと区分
二、自然の様子
三、農牧業
四、資源と工業
五、観光地
第3章 東北地方
一、位置と歩みと区分
二、自然の様子
三、農牧業
四、資源と工業
五、観光地
第4章 関東地方
一、位置と歩みと区分
二、自然の様子
三、首都東京とTOKYO
四、工業
五、農業
六、観光地
第5章 中部地方
一、位置と区分
二、自然の様子
三、工業
四、東海地方の農業と水産業
五、中央高地の資源と産業...
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