借金返済のために女子高生傭兵を続けるユリの前に、台湾から美鳳という狙撃手がやってくる。同年代だった美鳳とユリは自然と仲良くなっていき、いつしかユリの学校の先輩・宇佐美玲奈も一緒に遊ぶ関係になっていった。そんなある夜、ユリの携帯に宇佐美から1本の電話が入る。「ユリ…お願い、助けて。あ、あたし、殺される」そして銃声と、甲高い子供のような人ならぬ声。はたしてユリは大切な人を守る事ができるのか…?泥だらけの逃走、迎撃、そして事態は群馬県へ。現実を生き抜くためにユリが撃つ、今度の敵は―警察だ!【「BOOK」データベースの商品解説】